生きてる証を残してみる

精神疾患10年目を迎えた私の自由きままに綴る言の葉。日々思ったことや感じたことを残してみることにしました。

これはこれできっと悪くない

私はうつ病を発症して、10年が経ったと書いているけれど、その間にも色々なことがあった。

自ら主治医の先生に申告した上での減薬。
引っ越し。
うつ病の再発。
精神疾患を理由とした偏見、いじめ。
不安障害の併発。
精神科への入院。

他にも沢山、たくさん。

気がつけば自死を選ぶ程に、自分を追い込んでた。
頭の中は死ぬことでいっぱいで、
自死を決行する場所まで決めていた。


でも、家族に支えられて
ここまで生きてきて
心なしか私は変わった気がする。


一番変わったことは、
生きてて良かったと思える瞬間があること。
楽しめることが増えてきたこと。


私だって好きで中途障害者になったわけじゃないのに、
偏見や差別はやっぱり向けられてしまう。
でも、よく『相手の気持ちになって考えろ』と言うけれど、未経験の病気に罹ってる人の気持ちなんて…経験してないのに分かるはずがない。

でも私にはそれが分かる。経験者だから。峠を越えたから…

悩み苦しんで今がある。
家族や愛犬と過ごすスローライフも、
きっと悪くない。

愛犬の名前は廉(レン)といいます。
来月で7歳になるけれど、心臓を患っていて、延命措置をしています。

レンを置いて逝ったりしないから、
1日でも長く、傍にいてね。